2016年08月02日

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ マジおもしろかった。

これ、ただの怪獣映画じゃないね。

何がおもしろいって、日本の現状というか、日本の政治の鈍臭い原因みたいなものを、面白おかしく表現しているところ。

当然、誇張はしているんだろうけど、あぁ〜ありそうなんて・・・

日本の政治なんてこんなだよねって思えちゃって、笑いそうになった。 

USA版ゴジラが、初期のゴジラを踏襲して作られ、人類の危機に対して、何が何でも勝つ!って意識が高くて、これでもかってくらいガンガン立ち向かって行くのに対して、シン・ゴジラでは、首都東京が危機に直面しているにも関わらず、政治的決断がスパンと決められず、ダラダラ時間ばかりが過ぎて行くところなんかを細かく描写していて、こんなんでいいのか?と思いつつ、変に納得してしまうのでした。

なにせ、現在の日本ときたら、平和ボケすぎて、世界情勢に対して我関せずといったところがあり過ぎるんで、シン・ゴジラがその縮図に見えて仕方が無かった。

ゴジラが上陸してからも、やれ、あんなに大きな生体が自重に耐えられるわかないとか、住民の避難が優先とか・・・

こんな時の対処マニュアルがどこにもないとか・・・

こんな危機に直面しているときにまで、どうするどうするばかり言っていて、一歩踏み出すのにどんだけ時間かけてるんだよ!って感じなところが、現在の日本、日本人の意識そのままなわけ。

リアル世界の中でも、中国による南沙諸島問題だけを取り上げても、相当な問題になっているのに、日本の尖閣諸島を明らかに取りに来ているとわかっていても、国民の危機意識は低いまま。

自分の庭をどこまで他人に荒らされたら目覚めるのか?って、思っちゃうんですよね。

ハリウッド映画でありがちな、異星人が地球を攻めてくるなんて物語や、バイオハザードに代表される様な、最近の活動が早い系のゾンビモノのなど、あっという間に侵されていくようなモノに対しては、危機意識が目覚めるのも早いのかもしれないけど、じわじわ攻められると、自分には関係がないから・・・と、遠いところで起きているから的な意識のままでいてしまう。

これってどうなの?

3.11の衝撃は凄かった。

あっという間に、津波に飲み込まれ、破壊される町や、帰らぬ人になってしまった人々の数の多さ・・・。

しかし、日本人の心のどこかには、これは自然災害だから・・・と、苦しいながらもあきらめてしまうところがある。

しかし、9.11の時の衝撃はちょっと違った。

あれは、戦争を知らない世代の自分にとって、平和な世界が、他人によって侵させる恐ろしさを感じさせられた。

あれ以外にも、東京に住む自分にとっては、オウムによる地下鉄サリン事件なんかも、普段ちょくちょく利用する路線だったので、衝撃をうけた。

本来なら、中国の侵攻は、そういった衝撃的な事件(戦争)の前触れと捉えるべきなんじゃないかと思うのだが、そういった意識を持つ人々が少ないことにもどかしさを感じる。

そんなことを、このシン・ゴジラを見ながら思い浮かべてしまったのでした。







ラベル:シン・ゴジラ
posted by ニコ at 17:52| 東京 ☁| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする